いこんた日記

カテゴリ:Topcon( 17 )

マルチコートフィルター

以前このPRIMOFLEXで撮った時、気になったことがあった。それはコーティングが単層だということである。当然ながら今のようなマルチコートの技術は無く、そのためか強い光に弱く、逆光ぽいシュチュエーションなどは苦手・・・。そこでマルチコートのフィルターを取り付けて撮ってみた。モノコートだったら反射した光でもっと白っぽくなってしまっただろう。フィルター一枚で思った以上の効果を得られた。
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PRIMOFLEX Ⅱ/ J.Simlar f=7.5cm 1:3.5  Kodak Ektar 100
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by Ikonta_idyll | 2009-11-30 23:52 | Topcon

フィルムの入れ方 / PRIMOFLEX Ⅱ

プリモフレックスのフィルムの入れ方が、ちょっと変わっていたのでここにアップしておく事にした。進化型のローライフレックスのオートマット方式や、スタートマークセットのセミオート方式、カメラ創世記の赤窓確認方式とちがって、プリモフレックスⅡはローライコードの初期型の流れを汲んだ前期セミオート方式を受け継いでいるらしい。

まず・・・フィルムを巻き取りスプロールにセットして、裏蓋を閉める
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フィルムを巻き上げて、底部にある赤窓でフィルムの番号1を出す。この状態でフィルムの1コマ目がセットされている。
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次は、カウンターとオートマットのセット。①はカウンター窓で、赤丸になっている。②はフィルム巻上げロック解除ボタン。③はリセットボタン。
操作の手順は、③のボタンを下に下げ状態で、②のボタンを押す。
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そうすると・・・リセットされ①のカウンターが1になる。1コマ目を撮り終えたら②のボタンを押してロックを解除しフィルムを巻くと2コマ目で自動的に止まりカウンターも2に変わる。以降それを繰り返す。
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by Ikonta_idyll | 2009-06-25 09:56 | Topcon

プリモフレックスのレストア6

追加レストア
ファインダースクリーンに細かな汚れがあり、ブロワーや綿棒で掃除しても綺麗にならない。そこで分解してみる事にした。この頃の古いタイプのフルネル付きファインダースクリーンは、フルネルレンズとスリガラスの二枚構造になっている。その間にゴミなどが入り込んでしまう事が多い。今回もそのケースだった。フルネルレンズはその同心円上のミゾ沿って、綿棒を動かしゴミを取り除く。スリガラスの内側は光沢の無い面で、非常にキズが付きやすく拭きムラが残ってしまう事もあるので注意して作業した。
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ついでにブロニカも・・・
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by Ikonta_idyll | 2009-06-21 20:56 | Topcon

プリモフレックスⅡ / 試し撮り

レストアの済んだプリモフレックスで試し撮りをした。光漏れも無く露出も適正で、絞りシャッター共に支障なく作動しているようだ。逆光ぎみの条件下では内面反射を起こしている。当時のコーティングでは当然の結果で想定内だ。フィルム室内を植毛紙で内面反射対策すればかなり改善できるらしいが、今回はオリジナルを尊重した。
撮った写真の内容はともかく・・・写真の写りを見ると、とても50数年前のカメラとは思えないほど写りが良い。PRIMOFLEX Ⅱは期待以上のカメラだった。もっと撮ってみたくなるカメラである。
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PRIMOFLEX Ⅱ / J.Simlar f=7.5cm 1:3.5  Kodak E100G

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by Ikonta_idyll | 2009-06-18 17:59 | Topcon

プリモフレックスのレストア5

プリモフレックスのレストア最終章。レストア完成後のプリモフレックスⅡ型です。
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by Ikonta_idyll | 2009-06-17 08:30 | Topcon

プリモフレックスのレストア4

調べてみるとプリモフレックスは、セルフコッキングこそないものの自動巻き止め式とある。しかし肝心なフィルム巻上げノブが、これまた動かない(涙
これもおそらく硬化したグリスの仕業だと思われる。分解は最終手段としてまずはそのままの状態でアルコール洗浄を繰り返してみた。少しずつノブが回るようになったが、逆転防止フックが働かない。これではフィルムを逆に巻き込んでしまうこともあるので、フックの動きを調整しノブが正転方向だけ回るようにする。フィルム巻上げ機構が正常に動く様になり、これでレストアが済んだ。

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by Ikonta_idyll | 2009-06-14 22:23 | Topcon

プリモフレックスのレストア3

全く動く気配のないフォーカス部をどう直そうかと、あれこれ思案する。繰り出し機構部の状態を見てみることにした。検索してサイドカバーの取り付けネジ位置を確認。その部分だけ貼革を取り除き貼革のダメージを最小限に留めることにする。左右のサイドカバーを取り外してみると・・・想像以上にグリスが固着していた。
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作業開始
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by Ikonta_idyll | 2009-06-13 13:51 | Topcon

プリモフレックスのレストア2

次はシャッターに取り掛かる。長い間動かさなかったせいかスムーズにシャッターが作動しない。トップカバーと表レンズを外して、アルコールで洗いカーボンパウダーを付けシャッターを数回作動させてみる。症状の改善がみられたのでその作業を繰り返す。
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by Ikonta_idyll | 2009-06-12 00:06 | Topcon

プリモフレックスのレストア 1

ファインダー内に埃がありそうなので取り外してみる。ビス4本を緩めるだけで簡単に外せることが出来た。案の定、50年分の塵が溜まっていた・・・。
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by Ikonta_idyll | 2009-06-09 21:06 | Topcon

プリモフレックスII型のレストア

予てより気になっていた二眼のプリモフレックスII型を入手した。プリモフレックスII型は昭和26年10月発売され、テイクレンズにはテッサータイプの シムラー 1:3.5 f=7.5cmが付いた高級仕様機である。シムラーレンズはオールドトプコールに属するレンズらしいが、名機レオタックスで有名だった昭和光学のレンズだと聞いている。このレンズは他のプリモフレックスに搭載されていたテッサー型レンズ3枚構成のトプコールと異なり4枚構成で、その写りの良さは評判だったらしく検索してみるとそういった記述を目にすることが出来る。シャッターは小西六製のKonirapid-Sで1/500sec.まである。当時は1/300sec.が主流だったのでこの点も高級仕様だったようだ。
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by Ikonta_idyll | 2009-06-08 13:17 | Topcon