オリオン座 / M42
左の写真は、PCで画像処理をちょっとばかし施した。
このオリオン大星雲は1350光年程の距離にある。郊外の星が良く見えるところであれば、簡単な双眼鏡でもこの鳥が翼を広げたような姿を確認できる。
オリオン大星雲は、4万℃という高温で光っていると言われ、その爆発的な輝きがとても写真向きの天体と言われる所以である。
なお、大星雲のすぐ北にあって、ちょうど鳥の頭のように見える部分は散光星雲M43で、写真には2つの星雲がいっしょになっているように写る。
50mmF2.0の標準レンズにISO400のカラーフィルムを用いて、数分露光するだけでピンク色に光るオリオン大星雲を簡単に撮ることが可能だ。